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雑草魂エンジニアブログ

「自分でも社会は動かせる」 そんな肯定感を育むために

大変お恥ずかしながら、4/16(木)のカンブリア宮殿で私は初めて知った会社がある。

それが「株式会社ボーダレス・ジャパン」という会社だ。
ソーシャルビジネスで世界を変える|株式会社ボーダレス・ジャパン

ボーダレス・ジャパンは、社会問題をビジネスで解決する、「ソーシャルビジネス」しかやらない会社です。国内・海外や、分野を問わず、30以上のソーシャルビジネスを展開しています。

本当に素敵な会社だった。 何が素敵かというと、社会問題に目を向けて、社会問題を解決するという目的に向かって、本気で真剣に向き合っているからだ。誰もが、やらされるのではなく、自分の「想い」を原動力に、自分の頭をフル回転させて、自分の手足を全力で動かし、立ち向かっていく。言葉や映像にすれば、すごくカッコいいが、現場はすごく泥臭いものだと思う。

(自分の大好きな地元福岡にもオフィスがあるなんて、かなり盲点であった。。。大学時代に知っていれば。。。)

初耳って方は、是非調べてみてください。

4/16のカンブリア宮殿をまだ見ていない方は、TVerで4/30(木) 22:53まで限定で無料公開されているようなので、是非ご覧になってみてください。

tver.jp

そして今日、私の関心事のひとつである教育分野でも、社会問題を解決すべく活動されている会社があることを知り、説明会にZOOMで参加した。(昨夜、この存在を知り、速攻でポチっとして参加w)

代表を務められている廣瀬さんは素敵な方でした。
社会問題を解決すべく、本当にいろんなアプローチをされていた。

  • 発展途上国で実際の社会問題を捉え、発信するジャーナリスト
  • 他人事ではなく、自分事として社会問題を捉えられるワークショップや体験ツアー
  • 「どっち?」というアプリで社会に目を向け、意見を発信できる場の提供

いろんな活動を通して、最終的に社会問題をみんなで解決していくのに必要なことは「教育分野からのアプローチ」であるという答えを出されていた。

ある調査結果によると、「自分で国や社会を変えられると思うか」という質問に対して、日本は世界の各国と比較して、「Yes」と回答した割合が少ないという。

あなたはこの質問に「YES」と回答するだろうか。

正直、私も「YES」とは自信を持って回答できないと思う。 なぜなら、自分の力では到底変えられない、不可能なものと思ってしまっているからだ。そして、国や社会が自分の生活と深く関わっていることを知りながらも、どこか遠いことのようで、自分の目の前の生活に目を向けておけば大丈夫な恵まれた環境にいるからだ。

ニュースで時折流れる社会問題は、かわいそう、自分に何かできるだろうかと一瞬思いを馳せるが、結局行動には移すことができず、見て見ぬ振りの状態だ。

日本人の社会問題に対する意識の低さは、日本のメディアの問題と取り上げられることもあるが、今の時代はインターネットを通して、自分から情報をいくらでも取ることができる時代。

だからこそ、問題は社会問題の認知が低いことではなく、行動に移す、その一歩を踏み出す勇気を与え、可能性を後押しすることだと、廣瀬さんは力強く語ってくれた。

「自分でも社会は動かせる」
そんな肯定感を育むには教育(Education)の力が必要

そして、教育という言葉にも言及されていた。

「教育」という日本語からは、「教え、育てる」と先生が主役のような印象を受けますが、もともと、「education」の「educe」は、持っている能力を「中から引き出す」という意味なんですよ。答え(The Answer)を教えるのが日本の教育だとしたら、それぞれの答え(Your Answer)を見つけられるように導くのが「education」です。 Via News Picks

一方的な「Teaching」の教育から「子供の可能性を引き出す、本当の意味での教育」を行い、「社会課題との接点」と「社会を動かす成功体験」を子供たちに与えていきたいとのことだ。

この成功体験を積むことは本当に価値があることであるように思えた。
子供だけでなく、大人も会社のSDGsの一環として参加することで、全員の意識を変えられるのではないかと思えた。

現在、本プロジェクトを立ち上げるにあたり、クラウドファンディングを実施されている。

camp-fire.jp

社会問題に関して、私自身ももっと目を向けて、行動に移していくべきであると思えた。

_ALL FOR ONE, ONE FOR ALL

最後に、多くの気付きを与えてくれた、CHANGE SCHOOL JAPAN代表の廣瀬さんに感謝の意を表します。