2021 -> 2022 〜振り返りと今年の抱負
年末年始はバタバタとしていたので、去年の振り返りもできていなかったので、今年の抱負とあわせて書いておく。
2021の振り返り
昨年は、自分にとって大きな転機となった出戻り転職をしたり、SmartSEという学び直しの機会を得ることができたり、「初心にかえる(原点回帰)」の年であったように思う。学び直しを通して、改めて新しい知識に触れるって楽しいと思えた。ただ、ある意味で周りの環境に依存してしまい、環境に流されてしまい、自分を貫くことができなかったことが反省点であった。
出戻り転職
私は、2020年7月末にLife is Styleを退職し、レンジャーシステムズ株式会社に転職をした。転職に至った理由は、大きく2つあった。
茹でガエル状態になりそうに感じた
会社のメンバーはすごく好きだったし、立ち上げから関わっている会社だったので、思い入れもすごくあった。ただ、だからこそ居心地の良さに自分が甘えてしまっているのではないかと思うこともあった。自分も30歳前半、自分の実力がどれくらいなのか、再度外の世界で揉まれてみたいと思えた。
イチからのプロダクト開発経験を積みたいと思った
IoT製品を用いた、WEBアプリケーションなどのシステム開発の経験はあったものの、ハードを含めたIoT製品のイチからのプロダクト開発経験を自分自身がしたことがなかった。ゆえに、ハード周りの知識の乏しさを自分自身で痛感していた。技術の総合格闘技とも言われる、IoTをきちんと理解するには、IoT製品のプロダクト開発にイチから携わり、開発プロセス〜量産までを経験したいと思えた。
そんな想いを胸に、新天地での新たなチャレンジを始めたが、痛感したことは自分の技術力(特にハード面)の乏しさであった。わかっていたことではあったが、壁の高さと自分の身の丈を知った。同時に、コロナという時流にも巻き込まれ、つい自分ができること(ソフトウェア開発)に徹してしまった。
そして、2021年2月、Life is Styleから、唐突なカムバックのオファーを受けた。最初は戸惑いしかなかったが、まさに自分がやりたかったことに対するオファーであったこと、そして何よりも自ら去った自分にオファーをもらえたことが嬉しくて、「やってやるぞー!」の想いで出戻りをする決意をした。(レンジャーシステムズのみんなには本当に申し訳ない想いがありながらも、背中を押してくれたことに本当に感謝しかなかった。)
2021年4月から、私はLife is Styleに戻った。会社のメンバーも大きく様変わりしていて、新鮮な気分だった。自分の身の丈を知ることができたからこそ、何をすべきかは自分の中では明確だった。今は目の前のタスクと向き合いながら、少しずつ着実に技術をつけることができたように思う。ただ、まだまだ未熟であることに変わりないので、引き続き技術と向き合っていきたい。
SmartSE
2021年1月から面接を受けて、4月から9月で履修して、無事に単位を取得することができた。幅広い領域を体系的に学べる機会はあまりないので、本当にいい機会であった。ただ、インプット量が多かった割に、課題のみのアウトプットのみで、ブログなどにアウトプットできなかったのが残念だった。この経験を活かせるよう、これからも色々なことに挑戦していきたい。
新しい技術習得
昨年は、前半はBlitz.jsを新たに勉強して、後半はIoTの要素技術の勉強だったり、CS(コンピュータサイエンス)の勉強を行った。
- Blitz.js(1~3月:副業で少しアプリケーション開発をお手伝いさせてもらっていました。)
- C/C++学び直し(大学以来の復習)
- Java基礎(Androidアプリに挑戦すべく、基礎勉強)
- TCP/IP学び直し(ネットワークの知識のために勉強)
- CS(コンピュータの基礎を勉強)
正直、CSはまだまだわからないことばかりなので、今年も引き続き前半に知識を詰め込んでいきたい。
総括
昨年はきちんと数字で振り返ることができるカタチで目標設定できていなかった。昨年の1月は、本当に自分の中で迷走していて、自分が何をすべきか、わからず、とりあえず手当り次第にやっていた。手当り次第にやることで見えてきたものがあり、今があるのだが、今年は自分を貫いて目標に向かって前進していきたい。
2022の抱負
今年の目標は、「IoT製品のプロトタイプを自分で開発できる技術力のベースを身につける」。このプロトタイプは、ただのプロトタイプではなく、きちんと量産までを見越したプロトタイプである。ゆえに、とりあえず検証ができればいいではなく、先を見越した上でどのような設計にすべきかを考えるようにする。そのために、以下の目標を設定する。
Androidアプリ:1本リリース
Androidアプリの勉強を始めたので、年内に1本オリジナルアプリをリリースする。まだアプリの構想は練っている段階だが、自分のアウトプットも兼ねて何らかのアプリをリリースできるカタチまで持っていく。
AutoCAD / Fusion360:月1個モデリング
AutoCAD / Fusion360はツールに慣れることを目的として、月1個以上、何らかのモデリングを行うようにする。ショートカットなども使わないと忘れるので、しっかりと定着させる。
KiCadで基板を作成し、1枚基板発注
電子回路の勉強をすることもしなくてはいけないが、KiCadで実際に回路図を作成し、基板を作って、発注するまでの一連の流れを経験する。KiCadはまだ使ったことがないので、ツールの使い方にもしっかり慣れる。
技術ブログ:月8記事
アウトプットをしないと、インプットの定着度がよくないので、月8記事を最低ラインとする。後々振り返った時にも、自分のメモが役に立つことがあるので、公開できるレベルまでしっかりと整理をして、アウトプット習慣を復活させる。
まとめ
自分でも正直、色んな技術に手を伸ばしすぎているのはよくわかっている。ただ、やってみたいのだ。わからないからこそ、知りたいのだ。特定の技術を極めるのではなく、幅広い知識、特に基礎の部分をきちんと理解しておくことで概要を把握して、技術の良し悪しを判断できる、そんなエンジニアになっていきたい。
今年も仕事に、プライベートに全力投球で楽しむぞ!